高校生活は楽しいこともたくさんありますが、ときには困ったり、迷ったり、悩んだりするものです。さまざまな悩みや困難にぶつかったときには、ひとりで悩みを抱え込まないで誰かに相談することも大切です。勉強のこと、進路のこと、部活のこと、友人関係のことなど、「きいてほしい!」「アドバイスがほしい!」「一緒に考えてほしい!」と思ったその時、一番近くにいて頼れる存在でありたいと考えています。
一人ひとりの悩みに寄り添う教育相談室
わせがく夢育高校では公認心理師・学校心理士などの顧問をはじめ、各キャンパスに教育相談員を配置しています。
生徒の対応については、専門的な知識や支援方法が必要になることもあります。各キャンパスには専門的教育相談研修を受けている教育相談員が学校や生活に関する悩みを抱える生徒、保護者に寄り添いきめ細かく対応します。
家庭、学校、各種専門機関が連携し、お子様へのサポート体制はもちろん、保護者の方が一人で悩みを抱えることがないよういつでもご相談いただける体制を整えています。
学習相談


進路相談


生活相談


チーム支援で生徒を支える
すべての教員が教育相談に関する専門的知識の向上を図るとともに、チームで生徒を支援しています。定期的に教育相談校内研修会の実施や専門機関研修会の参加など、日々生徒たちと向き合いながらより適切に対応できるよう勉強を重ねています。生活習慣に関するアンケートや学校生活アンケートなどのアセスメントを行い、生徒一人ひとりの状況把握と問題解決のための支援策を検討しています。家庭、学校、各種専門機関と連携しサポート体制を整えています。
ICTを活用したサポート体制
コーチングクラス担任制
ICTを活用したコミュニケーション

Google Meet(オンラインビデオ会議)を活用し、オンライン面談、オンライン保護者会、個別指導など離れた場所にいても生徒や保護者と円滑にコミュニケーションが取れるようサポートしています。

教育相談室顧問よりメッセージ
青年期は身体的にも心理的にも大きく成長していく時期です。他者との関わりや様々な経験をすることで豊かな人間性を育み、「自分を知る」ということに繋がります。高校生活の中で、自分は何に関心があるのか、自分の強みはどのような点かなど、自分の才能に気づきながら、自己理解を深め、アイデンティティを確立していきます。青年期は急激な成長と同時に、悩みも多く精神的にも不安定な時期です。一人ではどうしても見通しが立たたず、行き詰ってしまうこともあります。
教育相談の中で心がけていることは、生徒や保護者のみなさまが、「相談してみよう」「伝えてみよう」とする気持ちをもってもらえるように、共感的理解と安心して相談できる環境づくりです。教育相談室は、心や体の悩み、友人関係、将来への不安、学習や家庭生活の課題などそれぞれが抱える困難をお話しながら気持ちの整理をしていくところです。悩み方や捉え方は一人ひとり違います。そうした思いに一緒に向き合い解決への道のりに寄り添います。対話を通じて気持ちを受け止め、支え、自分自身と向き合えるようにすることを目指しています。オンラインを活用した相談体制も整えています。
夢と目標達成に向けて教育相談室の取り組み
- 生徒・保護者の相談・カウンセリング
- 心因性の問題を抱える生徒対応の検討
- 生活習慣・学校生活等アンケート実施による生徒状況把握
- 保護者との連携
- 全教職員を対象とした教育相談研修会の実施
- 教育相談だより発行によるメンタルヘルスに関する情報提供
- 外部専門機関や医療機関との連絡・連携